Logicool M570というマウスの修理
今回はマウスの話です。
非常に使いやすくてかれこれ8年は使っているマウスになります。
単三電池一本で1年近く動いてくれます。
今はこれの上のグレードも出ているのですが、
まだ使えるので今のところは使い続ける予定です。
今回の本題はマウスの修理です。
クリックしたときにうまく反応しなかったり、勝手にダブルクリックになる現象を
チャタリングというのですが、今回はこれを解消するために部品交換します。
↑ Logicool M570
現行型はM570tと出てますが、こちらはコストカット品だという話も聞きました.。
上のグレードだと、充電可能なMXERGOというタイプも出てます。
↑ 底面
電池の裏に1本と、隠れねじが3本、底面に見えるねじが1本
計5本のネジがあります。
ネジが星形ネジで特殊なので、工具が必要になります。
↑ 星型ドライバーです
アマゾンで買いました。
↑ 今回使うサイズ
T6番になります。
↑ トラックボール部分の外し方
後ろから棒で押してやれば取れます。
↑ 開けるとこんな感じ
↑ ネジの場所
中のネジは+ネジになってます。
赤丸のところにネジが四本あります。
↑ ネジをはずしたらコレを外す
電池の通電部分です。
↑ そうすると基盤が取れます。
↑ マウスの右と左のボタン
基板上だとこの二つがそれぞれ右と左クリックの認識をしています。
実は一度ばらして、左クリックのチャタリングを直していたので、
ボタンの色が違います。
今回直すのは右クリックになります。
↑ いじる場所
ボタンの裏側のはんだ付けを外して付け直すだけ。
~必要な工具類~
↑ はんだこて
↑ はんだ
↑ はんだ吸取線
これで最初外す際に、基盤のはんだを吸ってあげます。
↑ 同じ型番のボタン
amazonで購入しました。
D2F-01Fという型番のマイクロスイッチです。
購入履歴みたら2014年に買ってましたが、五年ぶりに役立ってくれました。
取っておいてよかったよかった。
↑ やり方
なれないと難しいですが、押さえながらこての先を当てて、
吸取線にはんだを吸わせます。
両手が塞がるのと、吸取線も熱が伝わってくるので、
長時間当ててると熱くなります。
一番良い方法は、耐熱グローブとか革手があると楽かもしれませんね。
↑ うまく取れるとこんな感じに
ここまで行けば、マイクロスイッチを付け替えて、はんだを盛ります。
↑ はんだ付け
はんだを当てながら、とかしてつけていけば完成
あとは、
分解と逆の手順で組み上げてあげるだけです。
↑ 個人的にはとてもおすすめなマウス
出た当初は3000円くらいだったのですが、なぜか定価が上がった不思議なマウス
高感度マウスではないので、ゲーム向けではありませんが、
ネットサーフィン等マウスを頻繁に使う作業なら、
手首を動かさなくていいので、とても楽です。
是非使ってみて下さい。